柔道で勝つためには何が必要か?

一般的に柔道の練習はとてもキツイものです。

肉体的だけでなく、精神的にも厳しい状況が続くこともあり、何度も辞めたいと考えることもあるでしょう。

特に厳しい練習をしたにも拘らず、試合で結果が出ない時はどうしたらいいか分からないものです。

勝つためには何が必要なのか状況別にアドバイスしたいと思います。

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精神的に負けてしまう場合

まず、精神的に負けてしまうパターンですが、よくあるのが、柔道の練習では強いが、試合で緊張して技が出せないまま負けてしまう場合です。

俗に言う、本番に弱いタイプになりますが、主に自分のせいにしやすかったり、責任感の強い人が陥りやすいです。

それに、前日に、明日の柔道の試合で負けたらどうしよう、負けたら皆に迷惑を掛けてしまう、と気になって寝れなくなるといった経験を持っているかもしれません。

まだ、試合の数も少ない場合に多いのですが、とにかく結果を気にし過ぎて普段通りの動きが出来なくなるので、結果は後から付いてくる、位のある意味大雑把な性格が必要になります。

後々引きずるような性格の場合は、周りも気にしないように声を掛けることも、次に試合で勝つためには大事なことです。

あまり気にしないで、負けても反省せずヘラヘラしているのも考え物ですが、次の試合で勝つためには気にしないことも、時には必要です。

身体的要因で負けてしまう場合

筋力や瞬発力は十分なのに、試合後半にはバテてしまい、体が言うことを利かず負けてしまうパターン。

重量級の人や、瞬発系の練習しかしていない、練習時間が短いなど、持久力の元になる運動をしていないのが、要因になりますが、なかなか大変です。

重量級の人に10キロを毎日走って、持久力をつけろ、と言ってもバテて練習にならず、結局は何にもならない。

かといって、時間のあまり無い人に、工夫をしろ、と言っても厳しいものがあります。

柔道の試合においては、力がある人が、一発の技で毎試合確実に仕留めるのなら問題はありませんが、そんな効率よく試合が運ぶはずもありません。

試合が長期戦になったときのことを考えて、持久力を付ける練習をしなければいけませんが、マラソンのように、一定の負荷を何時間も、と言うわけではありません。

柔道や他の格闘技系の試合でも同じですが、動いているよりも止まっている、うまく休んでいる場合が多いことに気づきます。

要は、技を掛けたら、次の技を掛けられる状態までの回復時間を短く出来るようにすればいいのです。

つまりインターバルでの回復力を上げる方が、効率よく力が使えバテ難くなります。

練習も休まず短い時間でも続けたほうが、はるかにインターバル能力が上がり、試合でも勝バテて負けるということが減るでしょう。

その他の負けパターン

勝つために一生懸命練習をして、他の人の模範と言われるのに、体調管理が出来ず、試合当日や近くなると体調を崩したり、風邪を引いてしまうパターンです。

もう試合に出ることが決まっているから、と言って、この状態で試合をすれば皆に迷惑が掛かることは明白です。

私たちは、普段運動をしている人は風邪など掛かりにくいと思いがちです。

しかし、激しい運動をしていると、体の抵抗力は下がるというデータもあり、以外に風邪などに罹ったりすることも多くあります。

抵抗力はかなり落ちていると認識して、勝つためには食事や睡眠などもきちんと管理することが必要です。

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