柔道で初段を取った時の登録料

柔道でも空手でも剣道でも、段を取る時には昇段審査なるものを受けることになります。

自称〇〇段という人も中にはいますが、どの程度のレベルなのか、どれほど頑張ったのかの目安になりません。

柔道に関しては、現在は講道館のみが運営団体として登録、認知されていますので、昇段審査に合格すると講道館に登録されることになります。

さて、まだ昇段審査や昇級審査を受けたことが無い場合は、いくらお金が掛かるのか不安だと思います。

今回は初心者から練習して初段を取る、ということを想定してご紹介します。

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1級と初段の違い

道場で習っていた人は昇級審査を受ける場合があります。

主に茶帯、1級になる時ですが、実施は各道場主催で行われることが多いのでそれほど大きな金額が必要になることはありません。

それに講道館も各都道府県の柔道連盟に管理を委託しているので、試験と認定で1万円程度というところが多いです。

しかし、初段となると講道館の管轄になるので、昇段審査自体行われ方が変わってきます。

まず各道場ではなく(一部の地方では大きな道場で開催と言う場合もあります)、各都道府県指定の場所で昇段審査が開催されることになります。

代表例としては、柔道場のある高校や大学、県や市の武道館などがあり、いついつ何時からと言うように昇段審査の日取り連絡が所属学校や道場に来ることになります。

昇段審査の日になったら、指定の場所に行き、道着を着て試合をしたりして、合格を目指すことになります。

各都道府県で試験のやり方や合格基準が異なりますが、試合形式ということが一般的です。

合格基準は、勝った数、勝ち点、累計ポイント、内容考慮などさまざまですが、きちんと基礎が出来ていれば合格できると思います。

試験料と登録料の違い

試験の時は、試験料とか受験料という名目で5千円程度支払い、試験を受けます。

その試験に合格すれば、当日、もしくは次の週に型の練習などと共に、講道館への登録をすることになります。

この登録料が、講道館に名前を正式に登録され、登録証なるものが送られてきます。

因みにこの登録証を持っていれば、初心者を指導することが出来ますが、初段以上からとなります。

黒帯=指導者ということで、全国どこの道場に行っても技の指導が出来ますので覚えて置いてください。

さて、登録料の金額ですが、各都道府県で若干違いはありますが、おおよそ2万円と言うところが多いようです。

型の講習代と講道館への登録料、それに登録証の発行手数料といったところでしょうか。

高校生や大学生には、お小遣いやバイト代で払うにはちょっと厳しいかな、と言った金額ですね。

初段以外では?

初段より上の段位になると、やはり審査も手間が掛かるようで、徐々に値段が上がっていきます。

三段で約3万円、五段で5万円と高くなっていくようです。

何度も受けていると合格した時には、受験料と合わせて、10万円などと高額になることもありそうですね。

因みに有名な空手団体の場合は、各昇級ごとに審査がありその度に1万円ほど取られるようです。

初段を受ける頃にはもう10万円ほどは掛かる計算で、高いとは思いつつも運営していくには仕方ないんだろうな、と考えたりもします。

でも頑張って、初段を取った時の喜びは格別ですよ。

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