柔道で乱取りを男女で行う場合の注意点

昔は柔道というと女性の割合がかなり低く、男に混じって練習するにしても大変でした。

今はと言うと、女性も多く見られ、学校の部活や道場でも盛んに行われています。

中には女子だけの部活や、企業でのサークルなどがあり、女子が柔道を行うのは当たり前になってきています。

特に企業においては、名だたる会社に女子柔道部が作られ、大きな大会やオリンピックで優秀な成績を収めています。

そんな恵まれた状況とは違い、やはり女性の数が少なく男性に混じって乱取り練習をするしか無い、という状況の方もいると思うので微力ながらアドバイスさせていただきます。

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男女混じっての練習は気が引ける

高校時代には、同じ学校に女子部員もいましたし、他の女子高などにも柔道部がありました。

年に何度か、その高校と交流の意味もあり、合同練習していましたがどうにも気が引けていました。

理由はやはり女性として見てしまうからです。

つまり女性だから、力は無いだろう、弱いだろうという見下した姿勢です。

過去に女性と乱取りを度々行ってきましたが、手加減することが多くあり、そのような感覚で見るようになっていたこともありました。

それに対し女性の方は、一生懸命技を掛けては返されたり、投げ返されたりしても立ち上がる向上心があり見習うべきと感じることもあります。

以外に男の方が、細かいことを気にして遠慮したりするのかもしれません。

練習は男女別が良いのか

柔道を練習する上で男女の区別をする必要はあるのか?といった話を耳にすることがあります。

確かに、華奢な女の子を、巨漢の男と乱取りさせるのはあまりに話しにならないので、この場合除きます。

女子のレベルに合った男性の相手と乱取りなどの練習をする方が、効率的ですし上達も見込めます。

時々あるケースですが、立ち技や寝技の練習は男女混じって行うが、筋力トレーニングに関しては別々にすると言う考え方があります。

これは、男性女性自体の体に分泌されているホルモンが関係しており、同じ練習量でも男性のほうがより筋肉が付きやすい体質になっています。

なので女性に、もっと筋肉を付けて筋力を男並みにしろ、と言ってもそう簡単に出来るものではありません。

筋肉を付けたりする練習については、男女では差をつける必要があると考えます。

では女性はどうすれば良いのか?と言うと、女性特有の関節の柔軟性などを生かした練習を取り入れたりする方が有効かと思います。

男性には無い特徴を生かした練習が出来、長所を伸ばすことが出来れば、力以外で男性を倒せると思います。

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