2年後に東京オリンピックが開催されるということもあり、スポーツが各地で盛んに行われています。
柔道はご存知の通り、1964年の東京オリンピックから約50年に渡り、正式種目とされ全世界で行われていることでも知られます。
これだけ盛んに行われているとあって、小学生やもっと幼い幼少期の頃から習わせることもあるかと思います。
しかし、他のスポーツ同様に結果を重視するあまり、早くから無理な負荷を体に掛け故障に泣くケースも多く見られます。
近所のスポーツ少年団などを見ても、朝から晩まで、まるで中学高校の部活のように動き回り、へとへとになっている姿も見ることがあり少し疑問を感じてしまいます。
では、体が故障しないようにするには、どのような練習メニューが小学生に適しているのでしょうか?
小学生の頃は体が成長している途中
保育園や幼稚園に通う年齢では、やっときちんと走れるようになったとか、言葉もしっかりとし、自分の意見が言え、受け答えができる様になる時期です。
小学校に入るようになると、骨格も筋肉もしっかりし運動会などではびっくりさせられるほど運動神経が発達しているのを感じるようになります。
身長体重は小学校入学でも120センチ20キロ程度、これが高学年になると150センチ40キロはザラで、下手をすると親より大きくなることもあります。
このように小学生の6年間で身長も体重も増加し体が出来上がっていきますが、関節はまだ柔らかく、筋力も付いていない状態です。
この状態で、大人が行うようなトレーニングをしたらどうなるでしょうか?
成長途中の骨や筋肉に想定以上の負荷が掛かることになり、身長が伸びなかったり、関節が炎症を起こしたり、と予想だにしない事態になりかねません。
柔道の練習をする際に、メニューをしっかりと考慮してあげないと、故障が続き柔道が続けられなくなったりすることになります。
結局は、将来の夢も積んでしまうことになるので、きちんと考えてあげないといけません。
練習メニューは何を重視したらいいのか
小学生の頃は骨や関節が未熟であると言いましたが、練習中にもちょっとした動作で脱臼や捻挫を起こします。
治りは早いのですが、一度そのようになるとクセになることも多く、後々の運動にも影響します。
低学年の頃は、面白半分で柔道の練習をしていますが、運動神経が発達する頃でもあるので、体の動かしかたを重視して練習メニューを作るといいです。
具体例ですが、まずは安全の基本である受身がしっかりとスムーズに取れるようにし、技を掛ける際に受身を応用できるようにする。
崩しや足裁きなど柔道の動きの基本をきちんと練習し、重心の移動具合が肌で感じられるようにする。
寝技や立ち技は、いきなり技を練習したりするのではなく、運動神経の発達具合を見て教える。
その他は、低学年なら他のスポーツや遊びを行い、運動神経を養いつつ、体がブレないように体幹を鍛えるようにするといいでしょう。
中学年、高学年になるころには技も少しずつ覚えるようにし、試合で勝つことで自信をつけさせるのもいいでしょう。
小学生の頃から、ウェイトトレーニングをして筋力を付ける必要は無く、中学生になってからでも十分かと思います。
